ウインターキャンプ2016
日時:2月20~21日
場所:セミナーハウス ゆうらいふ御殿場
日産労連、NPO法人「ゆうらいふ21」は、ナイスハート基金、明星大学星山ゼミの学生とともに、発達しょうがいのある子どもとその家族を対象に、ウインターキャンプを開催しました。総勢25家族172名が参加し、おやつづくりや、体を動かすプログラムなどを行ない、笑顔いっぱいの時間を過ごしました。
参加者のコメント
・ボランティアで参加された組合員
はじまるまではどう接すればよいのか不安に思っていたが、子どもたちの笑顔を見て自然と一緒に楽しむことができた。
・参加者の保護者
しおりが届いてから子どもと一緒に楽しみにしていました。みんなで子どもたちを見守っている環境なので安心して預けられました。
取材を通して
まず目に浮かぶのは、子どもたちの活き活きとした笑顔で溢れていたことです。体育館の広々としたスペースを走り回る子、学生やボランティアに甘えて抱きつく子、新聞紙を丸めてボールにして遊ぶ子・・。子どもたちは無邪気に、自由に動きまわっています。それを周りがしっかり見守る環境ができているからこそ、保護者は安心して子どもたちを自由にさせることができるのだと実感しました。
子どもたちはもちろんですが、保護者の方にとっても多くのことを学ぶ場となりました。夜の懇談会では明星大学 星山先生から、『子育てをするうえで、環境が大きく変化している』が、『子育てに対する古い考え方はなかなか変わっていない』と現代の子育ての難しさを話されていました。『多様であることは豊かなこと』で、『もっと自分を大切にする気持ちを親にも子どもにも持ってほしい』と語り、保護者からは「とても参考になり、周りにも伝えていきたい」と感想がありました。
子どもたちの元気いっぱいな姿に保護者、学生やボランティアもいつもの日常生活の一面を忘れ、癒されているようでした。このような活動がいかに貴重で大切であるかを知り、改めて日産労連として誇れる活動だと感じた2日間でした。
スケジュール
2月20日
1.家族のプログラム | 名札づくりやゲームの活動(棒キャッチゲームなど)を通してグループメンバーとの交流を深めました。 |
2.グループのプログラム | 体育館の広いスペースを使い、子どもたちと学生、ボランティアで体を動かす活動をしました。 ・『○○と一緒やること一緒』 ・『人間知恵の輪』など |
3.おやつづくり | 焼きマシュマロ&ビスケットやバームクーヘンづくりに挑戦。火の前で竹をクルクルまわして上手に焼きあげ、仲良く食べました。 |
4.夜のプログラム | 心地よい眠りにつくために、音楽に合わせて体を動かし「ウインターキャンプソング」をみんなで歌いました。 |
2月21日
5.グループのプログラム | 野外では鬼ごっこや森を散歩、屋内ではカードゲームやかけっこをして自由に遊びました。 |
6.家族のプログラム | ウインターキャンプの思い出に家族ごとに写真立てを作成しました。木の枝や松ぼっくりを飾りに使い、それぞれ自由な発想で作品を作りました。 |